炭水化物を中心に腹八分
肉や魚、野菜など消化の悪いものは控えましょう。おにぎりやパスタなど軽めにしておいた方が、その後のライディングパフォーマンスも良くしやすいです。。消化に時間がかかると、血液は胃に集中してしまいます。筋肉や脳で使われる血液は少なくなります。集中力が低下したり、体の動きが悪くなるなど、ライダーのパフォーマンスの低下につながります。食事を軽めにする分、休憩の時に何度かエネルギーゼリーなどでエネルギーを補給しましょう。
また食後は、少なくとも30分は休憩をとり、消化するのを待ちましょう。
ビタミンB群でエネルギー作り
炭水化物中心の食事を摂ると、それをエネルギーに換えるビタミンB群も必要になります。しかし、ビタミンB群は、炭水化物にはあまり含まれず、ビタミンB群が不足しがちです。かといってビタミンB群が多く含まれる豚肉や魚は、消化が悪いです。そんな時は、サプリメントのビタミンB群を持っていくと便利です。特にビタミンB群は、体に蓄えられない水溶性ビタミンです。毎食後に摂る必要があります。1度にたくさんと摂っても、とりあえず使わない分は、尿と一緒に出されてしまうからです。
参考文献
スポーツ栄養バイブル 著者:平石貴久 出版社:池田書店(新宿区) 本体価格:1,300円 |
トップアスリートになるための食事と栄養学ベストな身体を作り勝利を目指す実践スポーツ栄養学! 著者:石川三知 出版社:日本文芸社 本体価格:1,300円 |